千葉県山武市のS様邸に最近亡くなった愛犬のための骨壺ケースを納品してきました。
うちの先代犬デールのために作った骨壺ケースのブログ記事をご覧になってご注文くださったんです。
左がトワ君で右がゼン君です。
どちらもミニチュアピンシャーで、しかも兄弟なんだそうです。
でも、体格や毛色、性格まで全く違ったらしいです。
それぞれのイメージになんとなく合わせて材種やサイズを変え製作させていただきました。
仲の良かった2匹が寄り添って座っている光景が見えてくるようでしょ。
それにしても2匹の愛犬を病とはいえ立て続けに失ってしまったSさん夫妻の悲しみを思うといたたまれない気持ちでいっぱいになります。
これで少しでもお二人の気持ちが安らいでくれると良いのですが。
ところでこちらのS様邸、ご夫妻がセルフビルドで建てたお家なんです。
フランスの田舎家をイメージして作られたという外観がとても可愛らしいです。(残念ながら写真撮らしてもらうのを忘れました。)
インテリアも手作りの温かみがあってとても素敵でした。
そもそも2匹のワンちゃんと一緒に暮らすことを夢見てこの家を建てようと決意したんだそうですが、完成する前に2匹とも亡くなってしまったのがすごく残念そうでした。
うちも自邸をセルフビルドしていますがやっぱりデールと暮らすことをイメージして設計したにもかかわらずそれがかなわなかったというつらい経験があります。
そういう意味でもSさん夫妻とは共感できる部分がかなり多いのです。
チャコは図々しくもトワ君ゼン君が前の家の時からここで寝ていたという専用のソファを占領してすっかりくつろいでいました。
Sさん夫妻はチャコの事を本当にかわいがってくれていました。
チャコだけでなくS様邸は僕らにもとても居心地が良くて気が付いたらかなり長居していました。
お昼ご飯から晩ご飯までご馳走になってしまって・・・図々しいのは僕らも一緒か。
途中で近くの九十九里の海岸にも連れて行ってもらいました。
だれもいなかったのでノーリードにしてやったらチャコはここぞとばかりに思いっきり走り回っていました。
鳥を追っかけてどこまでも走って行ってしまって視界から消えた時はちょっとあせりましたが、しばらくしてちゃんと戻ってきたのでホッとしました。
猟犬の血が呼びさまされたのかな。
一応、僕らの事を主人だと認識してくれてはいるようです。
海で遊んだ後はまたお家に戻って夕飯までごちそうになってしまいました。
海が近いだけあってすごくおいしいお刺身でした。
山武市は愛川町以上に田舎だったけど魚が美味しいっていうだけで憧れるな~。
はじめて伺ったお客様のお宅でこんなにくつろがしていただくとは思っていませんでした。
Sさん、今度はぜひうちで。