小田原市のI様邸に納めた洗面化粧台です。家のリフォームの際にお施主さん直々にひょうたん蔵をご指定いただき、いくつかの造り付け家具を納めさせていただきました。この洗面台はその中の一つです。
耳付きの天板と扉は本桜の無垢材で製作。
ひょうたん蔵で造り付け家具を納める場合、壁が仕上がった後に取り付け工事をすることが多いので壁にピッタリと合わせる作業に苦労しますが、今回はリフォーム工事中の壁を仕上げる前に家具を取り付けさせてもらったのでたいへん楽ができました。
その場合、現場の職人さん達との連携がとても重要になってきます。
扉内部はこんな感じ。これに可動の棚板が一枚入ります。
設備のメンテナンスのことを考えて、地板は簡単に外せるようになっています。
ミラーも当社で製作させていただきましたが、タイル貼りは専門の職人さんの施工です。
ここの現場監督さんや棟梁、職人さん達はみんな良い人達でしたので快く後の始末を引き受けてくださって、とてもきれいに納めてくださいました。
材種:本桜 無垢材、突板
仕上:ウレタンオイル
洗面台:775(w)×5700(d)×900(h)
ミラー:450(w)×700(h)×30(t)