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クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

川崎市のY様邸のオーダーキッチンを2回に分けてご紹介します。

まずは大きな豆型のアイランドキッチンです。

広々としたワンフロア空間にすることを希望されていた奥様は、あえてダイニングテーブルを置かないでアイランド型キッチンをかなり大きく作ってそれをダイニングテーブルとしても使いたい、という構想を持たれていました。

ダイニングとキッチンを一つにまとめてしまうという考えですね。

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

天板はキッチンスペースの動線も考えて豆型になりました。

クルミの無垢材を50ミリ厚に仕上げて使っています。

サイズも2m×1.6mと普通のダイニングテーブル2つ分位あってかなりのボリューム感になりました。

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

こんな大きな天板はそのままでは運び込めなかったので半分ずつ作って搬入し現地で矧ぎ合わせました。 

シンクはcomoステンレスカラーシンク、混合栓はシーガルフォーの製品をお客様のご指定で取り付けさせていただきました。

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)収納部

天板下部は収納が複雑に組み合わせて構成されており、3面からそれぞれ機能的に使えるようになっています。

キッチン側(左の画像)はシンク下にゴミ箱などを置くオープンスペース。

右上部にカトラリーなどの小物を入れる引出し。

右下部にはカゴを入れておくオープンスペースがあります。

側面(右の画像)にもオープン棚が備え付けられています。棚はすべて可動棚です。

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

リビング側の面は一見わかりにくいですが引き違い戸になっていて普段あまり使わないような食器などを収納しておくそうです。

なにしろ奥様は大の食器好きなので収納スペースがたくさん必要なのだそうです。

クルミ無垢材の豆型アイランドキッチン(川崎市・Y様邸)

キッチンの高さで作っているのでダイニングテーブルとしてはちょっと背が高いです。

よって普通のダイニングチェアは使えないのでその高さに合わせた特注スツールも4脚納めました。

 

有名建築家が設計した個性的な建築空間でしたがその場所に違和感なく溶け込むように納めることができました。


素材:クルミ無垢材、一部ポリ合板(紫)

仕上:オイルフィニッシュ

サイズ:2000(w)×1600(d)×870(h)