ちょっと変わったオーダー家具のご紹介です。
「思い入れのある大事な看板を再利用して何か作ってもらえませんか。」というご相談を受けました。
詳しい事情は述べられませんがオーダー主様が別荘として使われていたお宅の玄関に掲げられていた看板だそうです。
ご高齢となり別荘に通うのも大変になってきたのでその別荘は数年前に手放したそうですが、この看板だけは大事に持ち帰って自宅に保管されていたそうです。
看板に書かれた文字に実は大事な意味が込められているんだそうです。
看板のもともとの風合いを消さないように気を付けながら、机としてちゃんと使えるように仕上げなおしました。
脚は栓(セン)という材を使って新たに製作したのですが、看板の色味に合わせて着色をし、全体として違和感のないように仕上げました。
この看板板の新たな使われ方をご提案することが出来ました。これからまた何年、何十年と使っていただけることと思います。
オーダー主様にも大変喜んでいただくことができました。